庄内町議会 2023-03-09 03月09日-03号
庄内総合高等学校生徒への通学費支援は、現在、町内外の生徒が通学のためにJRまたは路線バス等の公共交通機関を利用した場合に、その定期券代を対象とし一部支援を行っている事業でございます。この支援は、高校の存続という目的を掲げ平成27年度から始めたもので、新高校スタートと同時に整理する予定でした。しかし、学校側の強い要望を受けて継続しているところでございます。
庄内総合高等学校生徒への通学費支援は、現在、町内外の生徒が通学のためにJRまたは路線バス等の公共交通機関を利用した場合に、その定期券代を対象とし一部支援を行っている事業でございます。この支援は、高校の存続という目的を掲げ平成27年度から始めたもので、新高校スタートと同時に整理する予定でした。しかし、学校側の強い要望を受けて継続しているところでございます。
それに対しましては、同年10月に行われました市長と語る会におきまして、独自送迎に対する補助については、路線バスの定期券代等を補助しているケースはございますものの、スクールバスの運行と同様に、通学距離が基準に満たないため、通学費の補助対象地域とはならず、その経費に対する補助は難しいということを申し述べております。
スクールバスは、遠距離通学対策として実施しているものでありますが、通学に利用できる交通機関がある場合には、そちらを優先することといたしまして、それに伴います保護者負担軽減策といたしまして、通学定期券代の全額を市が補助しているものでございます。
また、定期路線バスの利用につきましては、交通機関の運行がある場合はこれを優先するとの考え方から、通学時間帯に路線バスの運行があり、運行ルートや乗車人数など総合的に判断いたしまして乗車が可能である場合は通学に路線バスを利用することといたしまして、その定期券代の全額を市が補助しております。
例題も挙げてありまして、「JR余目駅~鶴岡駅6ヵ月定期券を購入した場合、定期券代3万5,860円の30%で1万758円ということで、商品券は1万500円分の商品券を贈呈する」とございます。
これに対して、本市の状況は、平成25年度の実績でありますが、市が運行する専用のスクールバスで通学している生徒は1,782名であり、路線バスを利用している児童・生徒には定期券代を補助しており、その対象者は230名で、合わせて2,012名となっております。
この運行につきましては、保護者からの要望があり、経費の一部としてバス定期券代相当額の3分の1を冬期の4カ月分助成しております。生徒数の減少により、保護者負担が増加しており、これを緩和するためにも、通学バス補助の割合を現在の3分の1から2分の1にしてほしい旨の陳情がございましたので、教育委員会事務局といたしまして、現在検討いたしております。